HIDとは何なのか 車のヘッドライトの種類の一つであるHIDについて解説
【HID】とは
High
Intensity
Discharge
高圧放電の頭文字を取った略語となります。
わかりやすくイメージすると電球内で雷を起こし続けるという状態になります。
この高圧で放電をする点灯方法が、 【High Intensity Discharge】といい、
頭文字をとった【HID】と呼ばれています。
車業界では「HID」以外に、「ディスチャージランプ」「キセノンランプ」「バイキセノン」などの別称もありますが、
すべておなじものととなります。
HIDの発光の仕組みは、車体バッテリーから流れてくる電流を、
「バラスト」という安定器で交流に変換し、
「イグナイター」という点火装置で数万Vに昇圧させ、
その電力をガラス管の球体内部で放電させたものが光源になります。
【とにかく明るいHID】
明るさの対比としてライトの種類の1つであるハロゲンランプとLEDヘッドライト
1位 HID 2700ルーメン
2位 LED 2100~2400ルーメン
3位 ハロゲン 1200ルーメン
※測定値は環境によって多少異なる。
明るさは圧倒的HIDの圧倒的勝利!
ハロゲン球からHIDへ交換したヘッドライトはおおよそ2倍以上の明るさを体感することができます!!
これはすごい!!
夜間での走行も段違いの視界が広がり、歩行者や自転車を乗っている人の認識も、
逆に相手から車が来ているということもわかりやすくなることは間違いありません。
また現在はヘッドライトのプロジェクター化やヘッドライトの位置が高くなる傾向があり、
ヘッドライトを点灯させても手前が見えずらく、夜間走行に不安を感じる方はかなりいらっしゃいます。
ヘッドライトだけでなく、フォグランプのHID化は夜間のドライブの実用性はもちろん
ファッション性向上にも一役立ちます。
以上は今回はHIDとは何なのかについての解説でした。
中古車の購入を検討の際に【HID装着車】とは何だという疑問があった方や、
ヘッドライトの交換を考えている方は一度HIDについて考えてみてはいかがでしょうか。